校長のつぶやき(36)2019六浦祭 2日目の開催について


掲載日:2019.10.25

学校は、若い命を預かる場です。危機管理、事前の危険回避、命の守りが日常から大事です。しかし一方で、守るばかり(守りすぎ)ではダメで、考えながら的確な決断をすることを学ばせることも大事です。六浦は、本日、文化祭を開催しました。そして、明日の開催に向けての判断を各家庭に伝えました。本校の考え方を知っていただくいい機会かもしれません。全文を掲載します。

明日の六浦祭開催について

本日、六浦祭初日、あいにくの雨に見舞われましたが、天候の変化模様を見ながらのスタートとしました。昨日から、天候の変化をパターンに分けて、生徒の登下校の可否、また、実施するのであれば、時間帯や可能な活動範囲について、タイムラインでシミュレーションを重ねてきております。今朝も5時から現在に至るまで、天気予報や降水量レーダー・ナウキャストなどの状況に合わせてのシミュレーションと判断を行ってきております。
この天候で開催をするのか、というご意見もいただきましたが、今日から明日にかけての天気については、気象庁をはじめ数社のデータを基に時間をかけて検討し、前述のとおりシミュレーションを行っての開催決定としましたことを報告いたします。
もちろん危険回避、事前の危機管理は最優先事項です。思いは、最大の教育効果の追求です。普段の活動とは違って、時間をかけて労力をかけてきた生徒たちの活動を少しでも実現させたい、発表の場を持たせたいと思う一方で、また、無理なことは決してせず、かつ的確に活動の範囲や内容の取捨選択を行わせて行うことも、生徒の合理的な判断力を育成する機会と捉えて、本日の開催と開催の形態としております。
一部の活動の中止や延期について、生徒たちの好意的な理解を得ていることに感謝をするものです。また、こうした条件下で、生徒たちの活動をしっかりと支えてくださる保護者会「六穂会」の保護者の皆様には、心から御礼申し上げます。
本日の活動は、予定ではあと数時間ですが、公共交通の状況も勘案しながら適宜の判断をさせていただくこともあります。どうぞよろしくお願いします。

なお、文末になりましたが、明日、2日目の活動について、学校の判断をお知らせします。明日は、現在の天気予報から無事に開催できるものと判断しております。なお、生徒たちの気持ちや思い、また、準備してきた諸々のことを斟酌し、予定通りの開催時刻でスタート、終了は1時間延長します。生徒たちの気持に応えたいと思います。閉祭時刻を17時、退校時刻を18時とします。ご理解を頂きますようお願い申し上げます。なお、六穂会の皆様にはさらにご苦労をお願いすることになりますが、重ねましてご協力を賜りたく、お願い申し上げます。