読書会とは

読書会は1970年から続く伝統ある会で、現在は六穂会活動の一部として行っています。一冊の本をもとに自由に感想を語り合う和やかな会です。
在校生の保護者を対象に毎回6~9名程で活動しています。課題図書に関連する本や新聞記事を持参する方やご自身の経験をふまえて感想を述べる方など、一人で読むのとはまた違った楽しさがあります。
課題図書を読み終えていなくても参加できますし、参加できる月だけでも構いません。まずは雰囲気だけでも味わってみませんか。皆様の参加をお待ちしています。

第543回読書会のお知らせ

五十嵐佳子 『あの日のオルガン』 (朝日文庫)

知られざる歴史の一ページ、「疎開保育園」の物語。

太平洋戦争末期の東京・品川の戸越保育所では、連日の警戒警報により、保育所と防空壕を行き来する日々が続いていた。主任保母の板倉楓と、連携する愛育隣保館の主任保母・柳井房代は、空襲から園児を守り、子どもたちの心と体を育てる本来の保育を実現するために、園児たちを疎開させることを決断する。

ようやく見つけた疎開先は、埼玉県蓮田市にある無人寺であった。昭和20年3月、日々奮闘する保母たちのもとに、東京で大きな空襲があったとの知らせが届く。やがて、空襲は疎開保育園のある埼玉をも襲うようになる……。

53人の園児の命を守り抜いた保母たちの、実話をもとにした感動作!

日時2019年7月13日(土)10:00開始
会場面談室C(本館2階)
講師国近高龍(元本校国語科教諭) ・ 原 夏絵(本校国語科教諭)
会費200円(茶菓代)
申込方法参加ご希望の方は7月10日 (水)までに学校へお電話ください。(Tel:045-781-2525)

次回予告

次回は、9月14日(土)に中島京子 『夢見る帝国図書館』(文藝春秋)を予定しています。

「『図書館が主人公の小説を書いてみるっていうのはどう?』

作家の〈わたし〉は年上の友人・喜和子さんにそう提案され、帝国図書館の歴史をひもとく小説を書き始める。もし、図書館に心があったなら――資金難に悩まされながら必至に蔵書を増やし守ろうとする司書たち(のちに永井荷風の父となる久一郎もその一人)の悪戦苦闘を、読書に通ってくる樋口一葉の可憐な佇まいを、友との決別の場に図書館を選んだ宮沢賢治の哀しみを、関東大震災を、避けがたく迫ってくる戦争の気配を、どう見守ってきたのか。

日本で最初の図書館をめぐるエピソードを綴るいっぽう、わたしは、敗戦直後に上野で子供時代を過ごし「図書館に住んでるみたいなもんだったんだから」と言う喜和子さんの人生に隠された秘密をたどってゆくことになる。

知的好奇心とユーモアと、何より本への愛情にあふれる、すべての本好きに贈る物語!」

2019年度 読書会予定

第540回  4月20日(土)10:00~
第541回  5月11日(土)10:00~
第542回  6月29日(土)10:00~
第543回  7月13日(土)10:00~
第543回  9月14日(土)10:00~
第544回 10月 5日(土)10:00~
第545回 11月16日(土)10:00~
第546回 12月21日(土)10:00~
第547回  1月11日(土)10:00~
第548回  2月 8日(土)10:00~
第549回  3月14日(土)10:00~