図書館で生きる力を身につける!

本校図書館は、①読書活動の推進と②学習支援の2つの柱を主として、生徒をサポートしています。
授業や委員会など、生徒の思考力・判断力・表現力が養われるよう取り組んでいます。

図書館には、司書教諭と学校司書がカウンターで来館者を迎えます。昼休みや放課後だけでなく授業中も含め、利用されています。

Mookくん
図書館

1.教科横断的な学習を通して確かな力を

図書館授業は年々増えており、年間平均200時間利用されています(最大230時間)。
図書館を利用することにより、生徒は豊富な資料に触れることができるため、授業内容の知識理解が深まります。また、多教科・多学年に関わる司書教諭も打ち合わせや授業に加わることにより、教科横断的な力を生徒につけさせることが可能です。

2種類の授業

読書活動に直接つながる授業(例)
  • ビブリオバトル
  • ブックトーク
  • 小論文テーマ決め
  • POPづくり
学習をサポートする授業(司書教諭の関わる事柄)
  • 調べ読みの仕方
  • 発表・プレゼンの仕方
  • 参考文献の書き方
  • 論文・レポートの書き方

教科横断の授業例

3年生
聖書 ⇒ 国語

聖書の調べ学習で「1つのテーマを調べるとき、いくつもの分類の本から調べることができる」を司書教諭から学ぶ。 ⇒ 国語の調べ学習で実践(色んな分類から1つのことを調べる)。

1年生
社会 ⇒ 国語

社会の調べ学習で「本で調べるとき、目次・索引からみて効率よく読む」ことを学び実践。 ⇒ 国語の調べ学習でも実践し、定着を図った。

3年生~4年生
地球市民講座 ⇒ 理科・聖書

地球市民講座で、パワーポイントを効果的に使った発表法を学び、実践。 ⇒ 理科・聖書でKP法(紙芝居プレゼンテーション法)の授業で応用。説明も最低限に。

2.読書推進活動

学力も人間力も少なからず「読書活動」が影響を与えます。本校の校訓「人になれ奉仕せよ」や教育方針のような人間になるには良書に出会うことは必須です。また学習の補助的な教養や知識をつけることや、動機づけにも必要でしょう。図書館では、本を手にとってもらう取り組みをしています。貸出冊数は年々徐々に上がっています。

読書活動推進の取り組み

ポイントカード制

2016年度より本格始動したポイントカード制度。図書委員と図書館員が試行錯誤してできました。
5ポイント貯まるごとに景品GET!
制度導入によって貸出冊数も増えました。

ポイントカード
館内のいたるところに展示

図書館では、手にとってもらえるよう本の面出しを意識的に行っています。そのために近年展示数を増やしました。展示スペースは館内に10ヶ所以上!定期的に更新しています。

展示スペース
教職員オススメ本の冊子(アタマのおしゃれココロのごちそう)

本校図書館から発行している図書目録です。本校の教職員のオススメの本が、メッセージとともに掲載されています。3年に1度発行され、ここで紹介された本は図書館に展示してあります。

おススメ本

3.図書委員会の活動

図書委員はクラスに2名ずつで構成されます。
オプションメニューは有志ですが、各班10名ずつは居ます!外部活動も毎年行っています。

基本メニュー
  • 年間を通じた昼休みの当番 (書架整理・ポスター作り・貸出返却処理など)
  • 1つの成果物 (POP・リレー小説・本の帯・ポスターなど)
オプションメニュー
  • 本格的業務班
  • 図書館だより班
  • 影絵紙芝居班
  • 広報班
  • のびのびのば園班
  • 掃除班
  • ビブリオバトル班
図書委員活動
図書委員活動

4.充実したサービス

リクエスト受付サービス

随時、本の購入リクエストを受け付けています。

時事情報の提供サービス

天声人語の月ごとの冊子・小論文パワーシート冊子・新聞記事ワークシート・新聞ダイジェスト(雑誌)・ジュニアエラ(雑誌)・現代用語の基礎知識・新聞7誌・新書(定期購読)・岩波ブックレット(定期購読)・小論文関連本 など

論文ハンドブック提供サービス

非売品!司書教諭作成のハンドブックを提供。
地球市民講座でも使うことができます。

大学図書館利用可能サービス(高校生のみ可)

関東学院大学の図書館を利用できます。本を借りることも可能です。