さらなる目標に向かって
日高 千彩さん(2024年3月卒業)
神奈川県立保健福祉大学
関東学院六浦で過ごした6年間は、私にとっての宝物です。本校での経験と多くの学びは、私を大きく成長させてくれました。授業では、仲間たちと教え合い、時には競い合いながら学び、より集中することができました。特に、この学校の特色でもある充実した英語教育は大学受験でも大きな強みとなりました。早い段階から英検の上位級取得をサポートしてくれたり、全校共通の英単語コンテストが開催されたり、英語を学ぶ機会が多く設けられていたことが、英語への苦手意識を払拭する鍵だったと思います。また、所属していた部活動や生徒会では、勉強との両立が難しい時期もありました。しかし、クラスや学年の仲間以外との交流を通して、社会性やチームワークを学べたことが将来、管理栄養士を目指す私にとって大きな財産になりました。この6年間の経験をもとに、将来の目標に向かって、さらなるチャレンジを続けていきたいと思います。
"挑戦"から学びを得た6年間
村上 輝星さん(2024年3月卒業)
國學院大學
関東学院六浦では数多くの挑戦と学びの機会がありました。鉄道研究部に所属し「全国高等学校鉄道模型コンテスト」上位入賞に向けてジオラマ模型を製作しました。各部員の意見や考えを出し合い、協力してひとつのことを成し遂げることで協調性を学び、達成感や充実感を味わいました。また、在学中は各種検定試験に積極的に取り組みました。英検・数検・漢検・文章検は卒業までに目標の級を全て取得し、基礎的な学力が身につき幅広い知識を得ることができました。また、総合的な探究の時間にSDGsを学び「海洋プラスチックごみ問題」に関心を持ったことがきっかけで、高2の時から1年半に渡り海岸清掃のボランティア活動に参加しました。自分にできることを考え、行動する大切さを学びました。明るく伸び伸びとした校風はアットホームで、高校3年間は皆勤でした。充実した学校生活を送ることができ、成長させていただいたことに心から感謝しています。
Make the Most of Learning in GLE
東山 一誠さん(2024年3月卒業)
国際基督教大学
私が入学した2021年度から、GLEクラスが設置されました。新設のクラスなので、モデルとなる前例や引かれたレールがなく、私たち一期生は型や枠にとらわれず、さまざまなことにチャレンジできました。そして、そんな無謀な私たちを信じて応援し、サポートしてくれる先生方が関東学院六浦にはたくさんいました。これから入学するみなさんには、学校が与えるものを学ぶというスタンスではなく、学校を活かして自分を広げるという気持ちで学校生活を送って欲しいと思います。課外活動や友達との関わりも含め、GLEで過ごす日々は『問い』の宝庫でした。ただし、その宝を見つけ、拾い上げ、その問いを探究することに価値を見出すことができるかどうかはみなさん次第です。GLEクラスには型も枠もありません。GLEの新しい仲間たちには、一人一人が新しいことにチャレンジし、独自の関六カラーをつくっていって欲しいと思います。
かけがえのない3年間
上野 花珠さん(2024年3月卒業)
筑波大学
関東学院六浦での学校生活は充実した毎日で、言葉では表せないほど濃密な3年間でした。私はGLEクラスの一期生として、たくさんのことに挑戦しました。企業との交流活動やプロジェクト型学習を通して、座学の授業だけでは学ぶことができない「他者と協働する大切さ」や「コミュニケーション力の重要性」を肌で感じることができました。さらに、レベルの高い環境で英語を学んだことがきっかけで、ニュージーランドへの留学という貴重な経験をすることもできました。また、私は女子ラグビー部に所属し、日本一を目指して走り続けました。互いに刺激し、高め合うことができる仲間に出会い、みんなと共にした経験は私を大きく成長させてくれました。悔しいことや苦しいこともたくさんありましたが、充実した環境で毎日ラグビーをできたことに感謝しかありません。
多くの学びを得た6年間
清水 隆寛さん(2023年3月卒業)
早稲田大学 創造理工学部
関東学院六浦で過ごした日々は、常に充足感で満ち溢れたものでした。学業面では、先生方の明瞭でわかりやすい授業や、ICT機器の効果的な活用によって常に探究心を持ちながら学ぶことが出来ました。中でも英語は、中学入学時は英語の得意な友だちが多かったこともあり、苦手意識の強い教科でした。しかし、繰り返し丁寧に、ユーモアも含めて指導して下さる先生方のおかげで、次第に英語に対する苦手意識も薄れていき、自分でもChromebookを活用しながら英語を学んだことで、いつの間にか得意教科にすることが出来ました。部活動では野球部に所属し、試行錯誤しながら、チームメイトや顧問の先生方と共に勝利をめざして努力することで、勉強だけでは学べない大切なことを得ることができました。さらに、生徒会や委員会の活動を通して、行事に主体的に関わり、企画・運営する能力を高めることができました。
たくさんの経験を通して、自分を大きく成長させてくれた関東学院六浦を選んで本当に良かったと思います。
人生の宝もの
舘 慧さん(2023年3月卒業)
東京農業大学 農学部
学校生活で特に印象に残っているのは、中高6年間在籍した生物部での活動です。自然溢れる金沢八景に学校があるからこそできる釣りや研究活動、そして何より自分と同じように生物のことに興味関心があり、生物のことを愛している顧問の先生、部の先輩や後輩、同級生たちと過ごす時間は他の何物よりも心地よく、何事にも代えられない素晴らしい経験だったと思います。高校生活は、新型コロナウイルスにより活動の殆どが制限される状況でしたが、そのような中でも先生や生物部の仲間たちと力を合わせ「ボラはなぜ跳ねるのか」という先輩から受け継いだ研究を続け、マリンチャレンジプログラムでは全国大会に出場し、ハマヤクサイエンス研究会では最優秀賞をいただくことができました。生物部で得た仲間や培った経験は私の人生の宝です。
この宝たちを胸に、これからも多くのことを経験し、学び、様々な面から自分を成長させていきたいです。
たくさんの支えがあった6年間
星野 樹莉さん(2023年3月卒業)
中央大学 国際経営学部
私は生まれてから8年間を海外で過ごしました。そこで身についた英語力を日本の学校で維持することは簡単ではありませんでしたが、関東学院六浦に入学すると外国人の先生方と毎日のようにコミュニケーションを取る機会があり、自然と英語力が向上していきました。高校ではプレゼンテーションやディベート、海外の生徒たちとの交流などを通して、多様なスキルを身につけることができました。また、学業や進路、部活動のことで悩んだことがありましたが、教職員の方々が親身に相談に応じてくださり、乗り越えることができました。特に、高校卒業後の進路についてなかなか決めることができませんでしたが、先生方が手厚くサポートして導いてくださったおかげで、進路を切り拓き、志望する大学へ進学することができました。
関東学院六浦の伸び伸びとした環境は、自分と向き合うことができる素晴らしい場所でした。
目標の実現を支えてくれた学校
松村 美咲さん(2023年3月卒業)
早稲田大学 スポーツ科学部
高校から入学した関東学院六浦での3年間は、私を大きく成長させてくれました。GLEコース※での英語”で”学ぶ形の授業を通して、より実践的な英語の4技能を身につけることができました。身につけた英語力は、所属した女子ラグビー部での競技生活で、外国人のコーチや選手とのコミュニケーションに活かすことができました。また、できなかった事ができるようになることの喜び、実力が及ばなかった時の悔しさ、目標に向けて努力することの楽しさ、頑張りたくても怪我をして頑張れないことの辛さなど、色々なことを部活動を通して感じました。合宿や遠征で授業に出席できないことも多かったですが、先生方がサポートしてくださり、学業との両立を図ることができました。
関東学院六浦は、目標の実現を目指す生徒を支えてくれる学校だと思います。六浦で学んだことを胸に、更に成長していけるよう、向上心を忘れずこれからも挑戦し続けていきます。
※2021年度からGLEクラス
【New】
渡邊 岳裕さん(2019年3月卒業)
University of Hawaii at Manoa
My name is Takahiro Watanabe. I am a student at the University of Hawaii at Manoa (UHM) pursuing a Bachelor’s degree in Arts (BA degree). I am majoring in Communication, and my educational goal is to get a Master’s degree in communication from University of Hawaii at Manoa graduate programs. I moved to Oahu island in Hawaii in May, 2019. I had studied at Kapiolani Community College (KCC) for two years and graduated from KCC last year with an Associate degree in Arts (AA degree). I am completing my education at UHM next semester and transferring to graduate school with merit scholarships. I will share my experiences in Hawaii and thoughts about studying outside of Japan in this paper.
There are, of course, pros and cons of studying abroad. Some of the positive aspects of going overseas are that we can not only acquire language skills but we also experience cultures, we can interact with people from different backgrounds, and we have priceless experiences. We are able to learn English and communicate with people in English while we are in Japan; however, we cannot get skills to get over culture shock in Japan. Facing and handling culture shock makes us stronger. There are a lot of students from different countries on campus. We can see many different perspectives and expand our own. There is a famous phrase “You only live once”, and we cannot buy experiences. Studying abroad allows us to spend a couple years living a life which not a lot of people cannot do. In addition to these, there are some advantages in choosing Hawaii; we are less likely to face discrimination, we experience great nature, and there are many Japanese communities. The reason of less chance of discrimination is because there are many ethnicities on the islands, and Asian is a major group. I have only faced a discrimination once in my time in Hawaii. Hawaii is one of the safest states in the United States. I was not interested in nature when I was in Japan, but I am now a huge fan of it, especially views. There are a number of beautiful and attractive spots to visit on Oahu. There are also many Japanese communities in Hawaii so that we can find housing, jobs, cars, and activities through these communities. This is very helpful for those who have never experienced life abroad. On the other hand, relying Japanese communities can be a negative aspect of studying in Hawaii. Sharing information and conversing in Japanese is easy and quick, but it will not not improve your language skills. Also, living in Hawaii costs a lot of money since restaurants, tuition, cost of living, and service fees are more expensive than in Japan. What we can do to avoid or reduce the negative effects is to try to cook meals instead of buying food imported from Japan. There is a huge cost difference between people going out for dinner and lunch every day and people cooking themselves. Moreover, we can reduce the cost of tuition by getting a good GPA to be qualified for merit scholarships. There are many Japanese students on campus, and it is pretty common to have Japanese students in your group or community. My advice is to have at least one student or friend who does not speak Japanese in your group to easily make an environment where you need to use English. These behaviors allow you to reduce the negative impacts of studying in Hawaii.
Next, I, personally, changed a lot through life in Hawaii. I was just going back and forth to school when I was in Japan. My parents did the essentials, such as earning money, and doing chores while I studied. In Hawaii, I learned how busy my parents were after living by myself. Thus, I am very grateful to people who support me like my parents, friends, and teachers in KGM. Plus, I grown into a man since I study hard during semesters, keep motivating myself, and plan ahead to handle my tasks. Managing what I had to do was extremely hard, and things never went as planned at first. Yet, I got used to it, and it is my standard now. Thus, I was changed in a positive way through life in Hawaii.
Ultimately, what I want to tell you the most is that you should try to find what you really want to do and work hard to reach the goals you have established. Even though getting advice from others is crucial, you are the only one who makes your decision right or wrong. Some people told me that going abroad to study English at eighteen was late. They said that studying in Hawaii is less effective as well. Furthermore, they say that we can learn English while we are in Japan. I do want them to check my academic status. I get a higher GPA than local students and native speakers, I belong to an honor society (Phi Theta Kappa, also known as PTK), and I even have a high possibility of studying at a graduate school with a scholarship. Any small interests, such as cultures, sports, language, food, and music can be a trigger to study abroad. Therefore, I highly recommend you to consider being a global person.
英語を学ぶ素晴らしい環境
二本木蓮さん(2022年3月卒業)
青山学院大学 理工学部
私は関東学院六浦で小中高の12年間を過ごしました。小学生の頃から英語に触れてきましたが、当時の私は英語を学ぶ意義や目的意識を見い出せず、主体的に取り組もうとする気持ちが弱かったように記憶しています。
しかし、中学生になってGETの先生たちと一緒に英語を学ぶようになると、先生たちの言っていることが少しずつ理解できるようになり、気がついたら英語が得意科目になっていました。
高校生になってからはGLEコースに在籍し、より実践的な英語を学びました。高校1年の冬にはフィリピンへ2ヶ月の留学を経験し「英語を軸とした生活をしている世界」を肌で感じることができました。私は理学系の学科へ進学しますが、六浦で身につけた英語力を社会に出ても生かしたいと思っています。
英語については、学ぶ環境によって得られるものが大きく変わると思います。六浦の素晴らしい環境で、みなさんも語学力を磨いてみませんか。
自分がやりたいことに存分に取り組むことができる環境
山本彪人さん(2022年3月卒業)
国際基督教大学 教養学部
関東学院六浦での学びにおいて、最も印象的だったことは英語教育です。
私自身、GLEコースに所属する前は、英語が得意なわけではありませんでした。しかし、先生方が親身になって指導してくださったり、海外での語学研修に参加したり、六浦にある素晴らしい学習環境のおかげで、英検等の検定試験でも高得点を獲得できるようになりました。卒業後の進路も第一志望の大学へ進学することができ、とても感謝しています。
また、野球部に所属していたので、生活時間をきちんとコントロールし、文武両道の基礎を培うことができました。関東学院六浦には、「自分がやりたいことに存分に取り組むことできる環境」があります。
学校生活を通して、自分の可能性を無限に広げることができる環境があるこの学校には、もし生まれ変わったとしても、必ず入学したいと思っています。
“私”を成長させることができた3年間
中村珠希さん(2022年3月卒業)
学習院大学 文学部
私は高校から関東学院六浦に入学しました。ほとんどが内部生の中でうまく打ち解けられるか、入学前は不安が大きかったことを今でも覚えています。
ですがその不安は一瞬にして払拭されました。それは、優しく話しかけてくれたクラスメイト、いつも気にかけてくださった先生方がいたからです。そんな温かい人たちがいる六浦で学びを深めることにより「私」という人間を成長させることができました。
特に入学前の私は、挑戦することを恐れ、消極的になってしまう面がありましたが、先生方がしっかりと支えてくださる「挑戦しやすい環境」であったため、本当にやりたいことを妥協せず積極的に行動することができました。
また、吹奏楽部部長として部員をまとめ、部活をより良いものにするために尽力した経験は私の人生の財産です。高校生活の約半分は新型コロナウイルスにより多くの制約がかかった状況下でも、前述のように自身を成長させられたことや価値ある経験をできたこと、本当に嬉しく思います。
六浦での経験を忘れずにこれから先、多くのことに挑戦し自らの視野を広げていきたいです。
みんなでまもる礼拝の大切さ
八木佳乃子さん(2022年3月卒業)
お茶の水女子大学 生活科学部
関東学院六浦での学校生活の中で、自分にとってとても大切な思い出は、毎朝行われていた礼拝です。
私が高校2年生になった時、新型コロナウイルスの影響で、中学生または高校生が礼拝堂に集まって礼拝をすることができなくなり、代わりに教室でリモートの礼拝が行われるようになりました。それまでは生徒が全員そろって一つの場所で礼拝をまもることについて特段何とも思っていませんでしたが、リモート礼拝になってから、少し寂しい気がしていました。リモートになったことで、全員がそろって礼拝をまもることがとても大切で、貴重なことだったと気付きました。
高校卒業後、礼拝に参加する機会がない人のほうが多いと思います。だからこそ、関東学院六浦での6年間では、みんなでまもる礼拝堂での礼拝を大切にして、学校生活を送ってほしいと思っています。
探究活動を通して身につけた力
村田紗理さん(2022年3月卒業)
九州大学 共創学部
私は、高校3年間の「総合的な探究の時間」で行った個人研究を通して、主体性と課題構想力を身につけることができました。探究活動では、各自が自由にテーマを選ぶことができ、高校生の早い段階から自分の興味や関心を深めることができました。
私は「動物福祉」をテーマとして課題設定し、学校外でのインタビュー調査を行いました。研究計画の立案やフィールド調査、考察、発表用資料作成を一人で行ったことで、将来につながる素晴らしい経験ができたと感じています。さらに、2年間在籍したGLEコースでは、英語でのプレゼンテーションやディベートを行うなど、自身の英語運用能力を向上させることができ、英検準一級にも合格することができました。
関東学院六浦での様々な経験を通して身につけた力や考え方は、私の人生にとって大切な宝物です。
より良いGlobal Citizenになる為に
北川 アリシア 路子さん(2019年3月卒業)
University of Oregon Global studies 専攻
関東学院六浦は私にとってより良いGlobal Citizenになるための元になったと言っても良い環境を築き上げてくれました。父がアメリカ人、母が日本人という理由もあり、幼い頃から英語との接点はあったものの、中学校に入るまでは日常言語に加え、小学校での英語で周囲との比較の中では得意にしていました。しかし、入学時からさらに抜き出た得意科目にしたいと考えるあまり懸命に英語の問題集、そして自分自身でかけていた猛烈なプレッシャーと毎日戦っていたように思います。そういったプレッシャーの中でも、一番理解してくれサポートしてくれたのは母と英語科の先生方でした。
中学3年次の前期に父がオレゴン州へ引っ越す事になりました。私自身、米国の大学へ進学することに興味があった為、丁度一年後に現地の高校へ転校しました。現地の学生の様にSAT(大学適性試験)などを受け、大学受験をする事も検討しました。しかし、これまで私の為に沢山のサポートをしてくれた両親、祖父母、そして自分自身の為にも日本の高等教育を修了することを決意しました。
まわりの同級生が国内大学への受験勉強を頑張っている中、私は海外大学への進学準備をしていました。しかし、関東学院六浦は、生徒たちの進路指導において「卒業後どの道に進み、どの様な人材になりたいか」という視点が強いと思います。生徒がどの様な選択をしても、一緒に考え、進路実現のためにサポートしてくださる先生方が多いです。私もたくさんのサポートを受け、無事に海外大学への進学が叶いました。
今は、中学・高校時代にたてた目標である『世界を股にかけて国際機関で働き、様々な国の人と出会い、学び合う』ことを実現するために、University of Oregonへ進学し、Global studiesを学んでいます。今の自分がここまでたどり着けた理由には、お世話になったたくさんの先生方、そしてまわりで学業・精神面をサポートしてくれた方々のお陰であると強く感じています。「関東学院六浦」という環境で6年間を過ごせたことに心から感謝しています。
レールから足を踏み出してみる勇気
フリーマン 茉由佳さん(2013年3月卒業)
De Anza College → San Jose State University
「高校を卒業した私は、アメリカのシリコンバレーに留学して、そのまま現地での就職を果たして、英語を使いながら世界的企業を相手に毎日働いているよ」
関東学院六浦に入学したての中学1年生の自分自身に、もしそう話しかけられるなら、その頃の私は一体どんな顔をするのか、想像することがあります。
在学中に英語科目が得意になり、大学受験について真剣に考え始める時、海外の大学に進学するという選択肢があることを英語科の先生から知りました。ごく一般的な日本人として育ち、それまで特に海外経験がなかった私には、衝撃的な選択肢でした。日本国内の有名大学を目指すという一般的な道筋から逸れて、海外へ挑戦することには未知の恐怖を感じました。しかし、在学中に実用的な英語を学べたことや、海外出身または海外経験のある先生方に親身に相談に乗っていただけたことで、私にとって前代未聞だった海外進学に対して「できるかも。やってみたい。」という気持ちが芽生え、思い切って海外進学に踏み切ることができました。
留学中は語学力、異文化、膨大な量のテスト勉強や課題、周りとの激しい競争など、日本にいた頃には想像もできなかったような分厚く高い壁が何度も現れました。そんな壁が目の前に立ち塞がった度、四苦八苦しながらも何とか壁を乗り越えられたのは、留学を応援してくれた家族、学校の先生方や友達がいるのを思い出せたから、そして在籍中6年間所属した吹奏楽部で、仲間と助け合いながら長期的に何かに打ち込む経験があったからだと思います。
関東学院六浦に行かず、海外に出る決断をしていなかったら、今私が送っている刺激的な生活や、世界中どこでも働いていけると思える自信は手に入らなかったことでしょう。世界に向けて広がった視野や、新しい何かに挑戦する勇気、周りと助け合う力、そしてたとえ困難があっても自分には乗り越えられると思える自信など、ただ勉学にはげむだけでは身につかないスキルを手に入れた場所。それが私にとっての関東学院六浦です。
世界を見ることの大切さに気づいた6年間
山田 紗那さん(2021年3月卒業)
中原大學 電機資訊學院 資訊工程學系 (台湾)
私は幼い頃から英語に触れて育ち、将来は留学して色々な国の友達を作り、交流してたくさんの経験をしたいと思っていました。
関東学院六浦中学校へ入学したばかりの時に、先生から台湾の大学へ進学する道があることを聞きました。それから、中学1年と2年の時にはセブ島語学研修へ、中学3年の時にはカナダ研修や台湾研修など多くの研修へ参加しました。高校生になってからは、1年間のカナダ・バンクーバーへの留学を経て、「外の世界を見ることの大切さ」を改めて知ることができました。海外研修では、日本との文化の違い、日本人との性格や考え方の違いなどを学びました。特に、同じアジアにある台湾でも、人々の性格や生活に大きな違いがありました。また、現地でできた友達とは、留学や研修が終わった後も連絡をとっています。私はずっとヒップホップダンスをやっているので、ダンスを通じてできた友達もたくさんいます。
カナダに留学しているときにICTの授業を取っていて、その重要性をすごく感じました。関東学院六浦では、中学生からICTに触れることが出来たので多少はついていけましたが、それでもレベルの違いをすごく感じました。同級生の中にはすでにプログラミングができる人がいて、驚きました。私は進路として、情報工学を学ぶことにしました。せっかく学ぶなら、情報工学の教育のレベルが高い台湾へ行こうと決めました。カナダから帰国後、すぐに中国語の勉強を始めました。当時、学校には台湾からいらした英語の先生がいらっしゃったので、色々と相談に乗ってもらい本当に助かりました。
私の6年間がとても充実していたのは関東学院六浦にいたからだと思います。他校の友達から学校のことを聞くたびに、関東学院六浦ほど海外の文化に触れる機会がたくさんある学校は他にはないと思いました。これからは、関東学院六浦で学んだことを糧に色々な世界を見ていきたいと思っています。大学では情報工学科を専攻し、様々なプログラミング言語や情報処理の技術を身につけたいと思っています。さらに、私が進学する大学には、在学中に別の国へ短期留学ができる制度があるので、機会があれば行ってみようと思っています。
留学を通して気づいた語学の大切さ
谷村 宝さん(2021年3月卒業)
中國文化大學 韓國語文學系 (台湾)
関東学院六浦で過ごした私の学生生活は一生の宝物になりました。たくさんの友達に出会い、たくさんの人に支えられ、毎日学校が楽しくて、学校が大好きでした。中学1年生からの外国人の先生による英語授業を受けたことで、英語を学ぶことがとても楽しく、英語を大好きになりました。そして、ラグビー部でのニュージーランド遠征に参加して、海外でホンモノの英語に触れたことをきっかけに、中学3年生のときから「高校生になったら1年間の長期留学に行く」ことを決めました。その1年間の留学が高校卒業後の進路に対する私の考えを大きく変えました。英語だけでなく中国語の大切さに気づき、英語も中国語もどちらも学ぶことの出来る環境=台湾の大学への進学することを決めました。ラグビー部に入っていたこともあり、語学の勉強と部活の両立は大変でしたが、部活の仲間、顧問の先生、担任の先生に支えられて、自分の夢を叶えることができました。
関東学院六浦で6年間過ごして経験したことを武器に、将来は世界へ大きく羽ばたきたいと思っています。大学では韓国語学科を専攻し、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語を自分のものにし、大きく成長したいと思います。そしていつか自分に子どもができたとき、私の楽しくて幸せだった関東学院六浦での学校生活の話をたくさんしてあげたいです。
My Story with Progress
遠藤 貴也さん(2021年3月卒業)
東京都市大学 メディア情報学部
私は4年間、生徒会に所属して副会長や監査委員長などの役職を経験しました。生徒会活動ではたくさんの失敗をし、時には自分のことを嫌いになってしまうくらい悔しい思いをして泣いたこともありました。しかし、この経験が私のことを強くしてくれたと感じています。
生徒会での活動がきっかけで、学校外の団体の運営にも携わるようになりました。高校卒業後、教育関係の団体を仲間たちと立ち上げ、その運営について日々熱く議論しています。生徒会活動を通して、自分を信じることの大切さ、支えてくれる仲間の大切さを学びました。辛いことがあっても、しっかりとした信念をもっていれば、仲間とともに必ず困難を乗り越えることができます。時には報われないと思うこともあるかもしれませんが、まわりには自分を支えてくれる仲間がいます。みなさんも自分だけのストーリーをこの六浦で描いてください。
自分を見つけることができた6年間
佐山 智花さん(2021年3月卒業)
中央大学 国際経営学部
関東学院六浦での6年間で、私は消極的な自分から積極的な自分へ変わることができました。中学校に入ってすぐ、英語の外国人の先生と話す機会がたくさんあり、今まで全く興味がなかった英語が好きになりました。そのことがきっかけになり留学をしたいという気持ちが日々強くなり、中学3年生の時にカナダへ短期留学をしました。
帰国後は、学校で行われるたくさんの国際交流の場に参加しました。多くの外国の方々との交流を楽しみましたが、せっかくの機会も自分から積極的に飛び込まないと無駄にしてしまうことに気づき、高校生の時は英語のディベート大会へ出場したり、子どもたちに英語を教えるボランティアへ参加したり様々な経験をしました。学校外での活動の機会が増えたことで、様々な考えを持った人たちに出会うことができました。
私は、6年間をこの環境での中で仲間とともに歩むことができたことはすごく価値のあるものだと思っています。六浦中高での経験を経て、大学で学びたいこと、自分の課題を見つけることができ、関東学院六浦に通うことができて本当に良かったと思っています。
思い出は毎日の礼拝と週一度の聖書の授業
蓮田 莉子さん(2020年3月卒業)
青山学院大学 国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科
関東学院六浦の生活の中で最も私に影響を及ぼしたものは、キリスト教の教えでした。この学校は毎日の礼拝と週1度の聖書の授業があり、ボランティア活動も盛んです。私はそれらを通して世界で起きていること、隣人愛や他者に仕えることの大切さを学びました。
そして、その学びは私の進路へと大きく関わっていきました。進路を決め目標に向かって行く際には先生方に毎日のように叱咤激励していただき、大学に合格するという目標を達成することだけでなく、知識を増やすことの喜びを教えていただきました。また、私が得意科目とする英語では塾には通わず外国人の先生方の助けや日々の英語の授業により検定取得などの目標を達成することができました。それだけでなく、様々なバックグラウンドを持った外国人の先生方との交流も楽しむことができました。
将来はここで学んだことや自分に与えられた機会を最大限に活かし、社会に貢献できる人間になることを願っています。
人として成長できた6年間
林田 友佑さん(2020年3月卒業)
東京農工大学 工学部 機械システム工学科
関東学院六浦での6年間は、私を人として様々な面から成長させてくれる、かけがえのない貴重な経験の連続でした。所属していた鉄道研究部では、外部のイベントで地域の人々など多様な人々と接し、社会性やコミュニケーション能力を高めることができました。
また私にとって初めての海外経験となったカンボジア サービス・ラーニングでは、教育ボランティアや歴史の学びを通じ、自分の周りだけではなくもっともっと広い視野を持って考え行動する必要性を、そして4年生のときに参加したカナダ研修では、言葉の壁をぶち破り、自ら積極的に発信し行動することを学びました。
これらの経験ができたのも、豊富な海外研修・国内研修をはじめとした様々なことに挑戦できる関東学院六浦の環境と、それを全力で応援・サポートしてくださった先生方やともに高め合い成長できた仲間たちの存在があったからです。たくさんの感謝の気持ちと関東学院六浦で得た学びを胸に、これからも成長し続けていきたいと思います。
KGM paved the way for my dream to be an English teacher.
~将来への道を切り開いてくれた六浦での6年間~
伊藤 圭人さん(2020年3月卒業)
上智大学 外国語学部
私には英語教員として日本の英語教育の発展に貢献したいという夢があります。この夢を与えてくれたのは、関東学院六浦での様々な体験、そして先生方との出会いでした。3年生で参加したカナダ研修では他国の同年代の仲間とのコミュニケーションを通じて英語を話すことの楽しさを知り、彼らの英語力はもちろんのこと、主体性の高さを肌で感じました。その後4年生のときにはオーストラリアにターム留学をしました。この留学は英語力の向上のみならず、将来の夢の発見に繋がる経験となりました。
帰国後はこれらの経験から得た語学力と主体性を生かし、学内で有志による英語ディベート部を立ち上げ、仲間と共にさらなる英語力の向上および積極的に行動する力を養いました。また、外国人の先生方をはじめとする多くの先生が私に力を貸してくださいました。今、卒業して間もない私は「本当にこの学校でよかった!」と心の底から思い、感謝の気持ちでいっぱいです。“You absolutely worth studying at KGM!”
一生の財産を得られる場
重田 彩里さん(2020年3月卒業)
横浜市立大学 国際商学部
関東学院六浦での様々な活動の中で、私は主体性と協調性を学ぶことができたと感じています。
選択制グローバル研修の一つであるカナダ夏季研修では、寮で他国の学生たちとともに日々を過ごし、勉強や課外活動などを通してそれぞれの国の文化を知る楽しさや大切さを知りました。そして同時に自国の知識の必要性や、英語は「学ぶ」だけのものではなく「コミュニケーションを取るための手段」であること、自ら主体的に動くことが大切であることを実感しました。また、ボランティア活動では自分の行動が誰かのためになることの喜び、キリスト教の教え、奉仕の精神を体験できました。そして何より、6年間所属した吹奏楽部では演奏技術の向上だけでなく、仲間と助け合いながら目標に向かって努力し、団結する大切さを学びました。関東学院六浦の6年間で得られたこれらの経験は、私の一生の財産です。
先生という目標
仙波 瑚々さん(2019年3月卒業)
信州大学 教育学部
関東学院六浦で過ごした6年間は、先生方に支えられた日々でした。悩みや乗り越えるべき壁が多いこの時期、いつも私を応援していてくださり、背中を押してくださったのは関東学院六浦の心温かい素敵な先生方でした。特に、大学入試を控えた時期には、塾に行かなかった私を、勉強面だけでなく精神面でも支え、鼓舞し続けてくださいました。
私は将来、お世話になった先生方のように、生徒に寄り添い、生徒のことを信じ続ける、そんな教師になりたいと思っています。
検定試験への挑戦で英語の学力に自信がつきました
上石 牧人さん(2019年3月卒業)
慶應義塾大学 総合政策学部
英語が得意科目であった私は、英語の力を強みにして大学受験を乗り切ろうと考えました。そこでまず始めたことは、英検やIELTSといった英語の検定試験への挑戦でした。関東学院六浦には、さまざまな英語検定試験の指導に長けた先生方が多くいらっしゃいます。また、外国人の先生方が高度なスピーキングやライティングの指導をしてくださいました。IELTS講座で先生方のアシスタントとして後輩達に英語を教えた経験は、自分の英語力向上に大きな自信を与えてくれました。
六浦での環境があったからこそ、自分の進路を切り拓くことができたと感謝しています。
六浦での経験は私の宝もの
薄井 千寿希さん(2019年3月卒業)
麻布大学 獣医学部
私は6年間吹奏楽部に所属し、仲間と力を合わせて目標を達成することの喜びを学びました。私にとって初めての海外経験となったアラスカ研修では、オーロラ観測での言葉では言い表せない感動だけでなく、コミュニケーションツールとしての英語の大切さを学びました。
いつも親身になってくださった先生方に支えられ、楽しいときも辛いときもいつも一緒にいた仲間たちと共に過ごした六浦でのたくさんの経験は、獣医を目指す私にとって、かけがえのない宝ものです。
目標達成に向けての 強い心の持ち方を学びました
松下 怜央さん(2019年3月卒業)
早稲田大学 スポーツ科学部
私はこの学校でラグビーと出会い、ラグビーに鍛えられました。この6年間は、「将来一流の選手になる」という決意に支えられた6年間でした。中学生のときには、先輩方の優れた技術や高い身体能力に近づこうとひたすら努力し、高校生になると大学生やトップリーグの選手のプレーに憧れ、それに少しでも近づこうと練習に励みました。常に高みを目指し、揺るがぬ思いを持ちながら、プレッシャーや逆境さえもエネルギーに変えていくことができました。六浦での学校生活には、目標達成のために必要な「強い心」を培うことのできる環境があります。
医師になることを決意させてくれた学校
鈴木 隆介さん(2018年3月卒業)
東京医科歯科大学 医学部
中学3年の頃、医師を目指すことを決めました。元々文系科目の方が得手だったため、望む進路と適性の乖離に悩むこともありましたが、その中でも、先生方は真摯に相談に応じて下さいました。学習面でも、早朝から補講をして下さるなど、手厚くサポートしていただきました。海外研修やボランティア活動の機会もありました。この経験は、机上の勉強では得られない貴重な財産になったと感じています。関東学院六浦で築き上げた土台のもと、次は医学生、そして医師として、研鑽していきたいと思っています。
女子ラグビー部キャプテンとして
小畑 結依さん(2018年3月卒業)
東京学芸大学 教育学部
創設されたばかりの女子ラグビー部のキャプテンとして高校3年間活動してきました。大変なこともありましたが、キャプテンという立場が私を一番成長させてくれました。そして、たくさんの支援があったからこそ、いろんな経験ができ、関東学院六浦という最高の環境で大好きなラグビーを3年間することができたと思います。また、進路相談の時には親身になって応じてくださった先生方がいたからこそ大きな挑戦をすることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいで、関東学院六浦に来て良かったと心から思っています。
全ての先生に感謝
齋田 衛さん(2018年3月卒業)
慶應義塾大学 理工学部
関東学院六浦での6年間の学校生活は、とても有意義なものでした。部活動では、信頼し合える仲間ができ、厳しい練習も励まし合い乗り越え、県の強豪校と呼ばれるまでになりました。また、学習面では、日々の学習から受験勉強まで、授業担当の先生方はもちろんのこと、担当以外の先生方からもご指導いただいた結果、自分でも信じられないほどに成績が上がり、学ぶことを楽しく思えるようになりました。また、NASAの長官の講演会に参加させていただくなど、とても貴重な体験をすることができました。この6年間で、人としてとても大きく成長できたと感じています。
関東六浦のあたたかい環境
伊藤 清香さん(2018年3月卒業)
横浜市立大学 国際総合科学部
私が関東学院六浦で過ごした日々で真っ先に思い出すのは、先生方からの手厚い指導です。6年間、必ずしも楽しい、易しいことばかりではありませんでしたし、学業成績や友人関係、進路などで悩んだこともありました。しかし、そのような時にはいつも周りの先生方が親身になって相談に応じてくださいました。そのような支えを受けて、私は様々なことに挑戦することができましたし、充分に自分自身を省みることもできました。非常に恵まれた環境でした。私を支えてくださった先生方に感謝しています。