校長のつぶやき(53)~IELTS講座は40名超え…~


掲載日:2021.05.28

今年はなんと!40名を超える生徒がIELTS講座を受講しています!受講者数は高校在籍生徒数の8%程度です。今年の講座の展開は昨年度と違いますが、毎週土曜日の午前の3時間、90分2時限連続で行われています。週別に「Reading」「Listening」「Writing」…と技能別の講座でブラッシュアップを重ねています。また、隣の教室では英検2級と準2級の対策講座も2講座ずつ開講。それぞれ合計50名を超える生徒が受講しています。IELTSも英検も義務参加の講座ではなく本校特有の土曜の自由講座です。

先日(5/15)のミニ説明会で質問を受けました。

「IELTSの受講生が多いのは海外の大学の志望者が多いからですか?」
「そうではありません。ほとんどの生徒は国内大学志望です。」

IELTS講座は高校1年生から3年生の合同の講座です。受講者数は高校在籍者の8.2%。進学希望の国内大学がIELTSのスコアーを合否資料にしていることが理由の多くです。もちろん海外への進学希望者もいます。いずれにしても、そのためにIELTS講座を開講している学校は少ないでしょう。

この日はListening
ショーン先生の声とメモを取るペンの音が響いていました

IELTS講座の前身は、2018~19年に校内で実施した「UC.Davis海外大学進学講座」でした。カリフォルニア州立大学デイヴィス校の先生を本校に招いての講座が主として海外進学を進路の選択肢にした生徒を対象として、毎週土曜15回のシリーズで開かれました。高い英語力を身につけている生徒に向けての開講で、学年を問わず約10名の高校生が参加しました。アメリカに限らず、海外の英語圏の大学、または英語圏に限らず英語を基準言語とする海外大学への出願に必要なアカデミックな英語力の育成が大きな目的でした。

今年度は、本校英語科副主任で、常勤のGETs(6か国からのGlobal English Teachers)9名のリーダー、ショーン先生による指導です。ショーン先生はIELTSの専門家でもあります。先日も教室には熱気があふれていました。