【ほぼ週刊SCS】「六浦のほっとスポット」③中庭のメタセコイア

掲載日:2018.10.13

今回は中庭にある大きな記念樹を取材しました。いやー、大きいっすね。


根元の近くには二つの石ころが置いてありました。16期と17期の卒業生が残していったもののようです。
片方には1969と年号が書いてありました。結構古いですね。


生物学に疎い我々scsは今回は本校の生物の先生にこの記念樹についてお伺いしました。
——記念樹の木の種類とその特徴について教えてください。
メタセコイアといいます。グループとしては裸子植物で、イチョウやスギなどの仲間であり、特にヒノキに近いです。
恐竜が現れる前後からいたと思われます。化石しか見つからず昔は絶滅したと言われていた木なんですけど、中国で種子が見つかり今ではあちこちで見られます。


——ということは記念樹の祖先は?
そういうことでしょうね。だいたいは中国と日本は気候が同じで、大昔は陸続きだったのでバイオームは同じって去年(生物基礎で)勉強しましたよね?

——多分(笑)
落葉しますので、これから秋にかけて葉が茶色くなって落ちてしまうんですけど、それは冬だからで、枯れてるわけではないんです
寒くなると、根から水が吸収されなくなるので葉を落とし、蒸散を少なくするんです。スギやヒノキは落葉しないんですけどこれ(メタセコイア)は落葉します。


——樹齢はどのぐらいなのでしょうか?
かなり樹齢は高いと思います。何年か前から、4階と同じぐらいの高さの葉がつかなくなっており、上の枝が落ちてくると危ないのでエコロ(本校で校舎や庭の清掃をしている業者)さんが上の部分を切りました。大学のフォーサイト前にも1本メタセコイアが生えていますが、この記念樹の方が古いと思います。


——健康状態はやはり良くないのでしょうか?
あまり良くないと思います。2号館を建て替えるときに周りの土を掘ったことで、囲いができてしまっているので、根が十分に伸びきらないのではととても心配しています。


——先生、ありがとうございました。

なお、先日の台風での塩害も心配されるとのことです。
僕たち生徒は毎日この木を見て過ごしていますが、5年ともなると感じるものがあります。来年もまた葉をつけて元気な姿を見せてほしいですね。

(SCS5年 I)