季節のしおり~校長室の窓から~vol.4
掲載日:2026.09.22
自分時間や能力をどのように用いるか
1学期の終業式で次のようなお話をしました。旧約聖書のイザヤ書とミカ書には、同じ鉄から作ることができる「武器」を「農具」に打ち直すときに、人は戦うことを「もはや学ばない」」と書かれています。つまりわたしたちは、誰かと争うためではなく、他者と共に平和に生きる知恵を得るために「学ぶ」のです。夏休みを迎えるにあたり、平和な国を築く一人として自身の学びの目標を確かめましょう、と。
さて、夏休みに熊本地震で被災した方々のために募金活動がしたいと生徒会の皆さんから相談がありました。すぐに、募金先や募金活動の方法などを整えました。2学期の始業式では、生徒会からアピールがあり、翌週の朝4日間、本館前で募金が実施されたのです。自分の時間や能力をどのように、またどのような目標に向かって用いるかという問いに対する答えは、常に「自分」が「自分」で考えて決定します。例えば今回の募金活動においても、行動は自分に任されています。わたしたちが自分の行動や思考の基準にするものは何でしょうか。
2学期は、生活面や自分の行動についての「応用問題」が多くなります。特別礼拝や行事も増えて「自分」が問われる場面もふえます。また「自分」以外の誰か(という「自分」)との考え方や行動の違いがあらわになることもあるでしょう。自分の意思で自分の行動を決め,責任を負う場面が多くなります。そのような時に聖書は、知恵や力を用いる目標について道を示してくださることを覚えていましょう。