校長のつぶやき(25)『Go! Global vol.14』が出来ました


掲載日:2019.01.10

校長のつぶやき(25)『Go! Global vol.14』が出来ました

六浦オリジナル、学びのための「気づき」の仕掛け・・・を紹介する『Go! Global』。2014年から数々の取り組みを紹介していますが第14号となりました。今回は、3つの新企画の「北海道研修」、「台湾研修」、「セブ島語学研修8weeks」を特集しています。

何故、Go! Global なのか。六浦が掲げるGo! Global とは何なのか。

今、日本の子どもたちの学び方に改革が唱えられています。「主体的で対話的で深い学び」です。グローバル化が進んで留学生が増え、海外に限らず日本国内でも外国人材との協働が当たり前となる近未来を眺めれば当然のことでしょう。主に「定型的な知識と定型的な技能を用いて問題を解決して行くこと」への習熟を学習や学力と呼んだ今までの日本式は万能ではなくなります。

知識の習得を否定しているのではありません。知識がなければ、眼前の問題を論理的に、また科学的に解決することができません。それ以前に危険な状況を回避することもできません。しかし、たくさんの知識を学んでいても使い方を知らなければ、あるいは、それを共有し協働で解決を図るための「十分な意思疎通力」とそのための「動機」がなければ無意味なのです。学ぶということは、学んできた知識と新たに学ぶ知識、得る情報、経験的な知識を再構成して、使える知識や技術に変えて行く力を習得することです。同時に指示を待たずに主体的に、新たな課題を見出すこと、そうして客観的に自分の成長に気づき、自分の中に新しいロードマップを持つことです。

六浦の「Go! Global」は気づきのためのプログラム。ゆえに選択制であり、または、自ら探して参加実践する研修です。「主体的で対話的で深い学び」の場なのです。