新年のご挨拶


掲載日:2021.01.01

明けましておめでとうございます。

昨年も力強いご声援ならびにたくさんのご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。社会が出口の見えないコロナ渦中にあり、子どもたちの学びと健やかな成長の道に様々な困難を覚える日々が続きます。しかし、こういう状況だからこそ逆に、希望を希望として確信して持つ、未来に繋がる教育環境を調えてまいりたいと思います。2021年もどうぞよろしくお願いします。

関東学院六浦中学校・高等学校はこの6年間、21世紀型教育の実践を意欲的に進めてまいりました。2021年は7年目、高校段階では新たに寮を持ち、インバウンドでの国際化環境を進め、さらに前進します。


2021年4月よりスタートする寮の外観

2015年に校内ICT環境を整備し大きく授業改革に取り組んできました。3年をかけて準備と研修を行い、2018年から全生徒に個人所有での端末Chromebookを導入しました。

ICT環境の推進の意義は、単にノートや黒板が電子化で置き換わることでもなく、リモートを可能にすることでもありません。このコロナ禍、昨年度は中学1年生にも適時で導入し、授業を止めない教育環境をスムーズかつ完全に実現しましたが、目標は生徒の学び方の改革にこそあります。生徒の学び方そのものの変革です。学力観の転換というところに意味があります。基礎の学びのための基盤的環境の一つとして学習の個別化を進めるe-learning 教材を同時に取り入れ家庭学習の効率化を図り、数値的な成果を出してきています。しかし、それ以上に言えることは、ICT環境による学び方や活動のバーチャル的な広がりで、自己啓発力の向上や視野の拡大も起きていることです。また、知識から知恵へ、学び方にも変化が現われてきています。

現在、選択制グローバル研修の実施は控えていますが、教育の特色は研修の実施自体にあるのでありません。前後を含めた学習にもあります。そして、その趣旨は研修旅行以外の様々な活動にも貫いています。国内外でのグローカルな活動の素養となる、メタ認知的な学びを狙った社会連携を含めた教育活動を展開しています。

従来のボランティア活動の他にこれまで、高校では課外プログラムとして民間企業との協同で社会を未来創造的に考えるプログラムを実施しています。イン・カリキュラムとしてはGLEの生徒に限定しましたが、生徒が模擬会社を設立して現実的に経済活動を学ぶアメリカの教育プログラムの実践もあります。その基礎を英語力の育成とともに中学校で養いますが、昨年度、その中学の学校設定科目「地球市民」では、フジテレビとのコラボ授業も展開しました。

生徒たちの学びが社会に繋がる数多くの経験を提供する。学びのインセンティブを高める。学習の目的化を必然とする気づきのプログラム。生徒それぞれの興味や関心、成熟度に合わせる学びの準備に腐心してきています。HPでも生徒達の目の輝きを感じていただけると思いますが、来たる2月17日~28日の「みなとまちバーチャル・アース・フェス」に出展しておりますので、是非、教育の実践をご覧ください。

感受性が柔軟なうちに将来の可能性を探す。想像が難しい未来だからこそ、大いに期待をもって楽しく学び、活躍のフィールドを探す。「人になれ 奉仕せよ」。関東学院六浦中学校・高等学校は「隣人を自分のことのように愛する」ことを学びの基にし、「若く純粋な想いをみちへ…将来を世界に繋ぐこと」を考えます。

あらためまして、今年もどうぞよろしくお願いします。

2021年1月1日
関東学院六浦中学校・高等学校
学校長