2年生技術 Googleアプリを活用したマーケティングの体験


掲載日:2021.07.29

2年生「技術」の授業では、生徒たちが一人1台所持しているChromebookを活用した実践的な学びに取り組んでいます。

今回は、仮想でネットショップを生徒自ら立ち上げ、販売する商品やサービスを設定し、webサイトを構築して模擬販売するという内容です。重要なのは単にwebサイトをつくって自分の好きな商品・サービスを販売するいうことだけではありません。「どうすれば、その商品・サービスが売れるのか」ということをあらゆる方向から調べて考えます。身近なお店やサービスを参考にして、webのデザインからランディングページの制作などに取り組みます。また、どのような人に購入してもらうのか、「ペルソナ」を各自設定し、それに沿ったサイトの色合いやメッセージやこだわりなどを考えてサイトを作り上げます。

さらにGoogleフォームを使い、商品・サービスを購入できる「購入フォーム」を構築させ、出来上がったwebサイトとGoogleフォームをリンクさせ、さらにクラス内のモールともリンクさせ、他の生徒のサイトを全員が閲覧できる状態にして、模擬購入をします。

クラス内で販売した後は、売上をGoogleスプレッドシートを使って集計して、経費や利益を計算させます。正解のないこの課題に生徒も楽しく取り組んでいるようでした。生徒たちには、今後もGoogleアプリを使ったメディアリテラシーの向上とマーケティングを体験してもらい、近い将来につなげていってもらいたいと思います。