【高校男子ラグビー部】 第105回全国高校ラグビー大会神奈川県予選 準優勝のご報告
掲載日:2025.12.16
去る11月16日(日)、「第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会 神奈川県予選 第二ブロック決勝」が開催され、本校ラグビー部は強豪・東海大学付属相模高等学校と対戦いたしました。
愛好会から数えて創部21年目にして、初の決勝進出、初の三ッ沢球技場での試合という歴史的な舞台に立つことができました。中学校からラグビーを続け、県大会での春秋優勝などの経験を積み重ねてきた選手たちにとって、この決勝戦は「花園初出場」という長年の目標に向けた6年間の集大成でした。
【決勝戦の経過】
試合は、立ち上がりから相手の大きなフォワードに押し込まれ、先制点を許す苦しい展開となりました。その後、ペナルティーキック(3点)で反撃するものの、前半はミスの隙を突かれ3-26で折り返しました。



しかし、後半は本校の持ち味である粘り強さが発揮されます。敵陣で戦う時間が長くなり、終始、優位に試合をコントロールし主導権を握りました。後半20分過ぎには相手のミスから待望の初トライをもぎ取り、意地を見せました。結果は10-40で惜敗し、初の花園出場はあと一歩及びませんでしたが、選手たちは最後まで諦めることなく、伝統校相手に勇敢に戦い抜きました。
【Jスポーツニュース&コラム】https://news.jsports.co.jp/rugby/article/20190310238293/
【Jスポーツハイライト】https://www.youtube.com/watch?v=EP9HkKCFOSI






【歴史的な快挙と感謝】
これまで約3年間「県ベスト8」の壁が立ちはだかっていましたが、今年度は新人戦から4年ぶりのベスト4へ進出し、年間を通して県3位以上の戦績を収めることができました。全国でもトップレベルである神奈川県の予選で決勝まで勝ち上がれたことは、本校ラグビー部の実力が着実に向上していることの証明だと確信しております。また、かつて大学ラグビー界の伝統校として日本一に輝いた関東学院大学と同じ、スカイとネイビーのゲームジャージで三ッ沢球技場という聖地に立てたことは、部にとって大きな喜びであり、歴史を刻む大きな一歩となりました。
初の全国大会出場という長年の目標達成に向け、選手、保護者、顧問、スタッフが一丸となってこの重要な一戦に取り組んでまいりました。この度の決勝戦におきまして、会場まで足をお運びいただき、選手たちへ熱い熱いご声援を送ってくださった多くの学校関係者、保護者、OB会、そしてラグビー関係者の皆様に、この場を借りて心より御礼申し上げます。皆様の力強いサポートが、選手たちの大きな力となりました。
この悔しさを糧に、新チームは「花園初出場」という目標に向け、再び精進してまいります。今後とも、高校男子ラグビー部への温かいご声援とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。