ドバイ研修 ~語学学校編~


掲載日:2023.03.15

 

 1月28日〜2月4日の8日間でドバイ研修を実施しました。ドバイは人口の約9割が外国人で、ヨーロッパ・アフリカ・アジアなど多様な国籍の人が暮らしている多国籍・多文化都市です。そのため、共通語として英語が使われており、街を歩くと、英語の他に様々な言語が聞こえてきます。この研修では、語学学校へ通い、語学力向上を目指すとともに、多様なバックグラウンドを持った生徒との交流を通して、多様な考え方・文化に触れることを目的としています。また、午後のアクティビティでは、ドバイ観光・アラブの国ならではの体験や大学の講義の受講など様々な体験をしました。語学学校編とアクティビティ編に分けて紹介します。

 到着2日目からは5日間の語学学校のレッスンがスタートし、事前に受けたレベルチェックテストを基に少人数のクラスに別れ、ネイティブの先生のレッスンを受けました。生徒たちが通ったESドバイには80カ国以上の国籍の生徒が在籍しており、年齢も様々な生徒がいます。普段聞き慣れない国の出身の生徒も多く、レッスン後にその国名を検索する生徒もいました。また、それぞれの言語の訛りを持った英語を話す生徒も多く、聞き取りに苦戦している生徒も見受けられましたが、訛っていても 自分を表現する言語 として臆することなく発言するクラスメイトに刺激を受けていました。

 初日は不慣れだった生徒たちも3日目になると、慣れた様子でレッスンを受けていました。クラスメイトと思うように話すことができなかったと言っていた生徒は、次の日はこうしてみようと、日に日に積極的になっていく姿に成長が感じられました。

 また、あるトピックについて、アイディアを出し合いながら進める授業など、普段とは異なったスタイルでのレッスンに新鮮さを感じているようでした。レベルの高いクラスでは、信頼関係を築くにはどのくらい時間が必要か、どのオフィスのデスク環境が良いと思うかなど、国ごとの考え方が垣間見えるトピックのディスカッションなどをしていました。

 最終日はレベル到達度テストを受け、コース修了書を受け取りました。クラスメイトとは、写真を撮ったり、個人的に連絡先を交換したりしていました。授業の内容だけでなく、コミュニケーションを取るための英語の役割の大きさを、クラスメイトとの交流を通じて、肌で感じる良い機会になったようです。この経験を活かして、日本での英語学習のモチベーションに繋げられることを願っています。