校長のつぶやき(74)2023年 新年のご挨拶


掲載日:2023.01.01

校長のつぶやき(74)2023年 新年のご挨拶

あけまして、おめでとうございます。

2022年、学校説明会にたくさんのご参加をいただき、ありがとうございました。また、国外からもお問い合わせやご来校、寮のご見学などもたくさんいただきました。高くご関心をお寄せいただきましたことに感謝を申し上げます。2023年度が3か月後に迫ってきました。ご期待に応えられるよう邁進します。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年はコロナ禍に加えて、ロシアによって世界秩序の破壊がもたらされました。人類も地球も厳しい局面に突入しました。誰もが平和の危機と気候の変動を危惧します。一方で日本は少子化への加速が進みます。世界がVUCAと言われた始めた時のその意味を、日本の未来はさらに深くする様相です。

そして、遅れている日本の電子化もいよいよ進み、今後は日常も急速に変わるでしょう。仕事も雇用も生活のあり方も、街並みさえもが大きく変化する。生産年齢人口の減少で消費傾向や経済規模に変化が起こり、また並行して就労環境での国内国際化が普遍化する。on-lineやバーチャルの多用化に加えて、リアルな活動でも予想を超えるグローバル化が進む。10年も待たずに「グローバル(化)」という言葉は死語になる・・・。そうした社会の到来を想像すべきです。そこに子どもたちが人生を進めていきます。日本の少子化や人口縮小は、逆に、未来に生きる子どもたちに対して、大きく羽ばたく機会を到来させたと捉え直すべきと考えます。

縮小する日本の未来に生きる子どもたちに広い世界を見せたい。コロナ禍でも昨年は短期・長期の海外留学に学んだ生徒(中3~高2)は20名を超えました。大いなる可能性を見聞して帰国します。

カンボジア サービス・ラーニング研修

昨年12月に実施したハワイ州立大学機構のカピオラニ・コミュニティ・カレッジ(2017年に教育連携締結)の進学説明会には20組を超えるご家庭(中2~高2)が参加しました。昨年末のカンボジアでのサービスラーニング研修には14名(中1~高3)の生徒が参加しました。3月のドバイ英語研修には14名(中1~高2)の生徒が参加します。また、海外からの期間留学生と編入学した国際生は7カ国15名(高2、3年生)となり、彼らの意欲に触発される日常的なシーンも増えてきました。本校の卒業と同時にアメリカの高校卒業資格が同時に付与されるDDPプログラムにも中3生から少なからずの参加があります。

六浦中・高は、教育の視野を世界に広げることをいっそう強く意識します。未来を見つめることに息苦しさが漂い始めているからこそ、生徒たちは広い世界の中で自分を捉えることが重要です。これまでの大人世代が意識してきた以上に、また、これまで多くの学校が喧伝してきたことも真に実質的にして、「国際化への教育」を実践することが重要です。国際化教育を具現化するリアルな取り組みでなければなりません。

六浦中・高は今年も前進したいと思います。あらためまして、今年もよろしくお願い申し上げます。

2023年1月1日
関東学院六浦中学校・高等学校
学校長 黒畑 勝男