第536回クリスマス読書会のお知らせ

梯久美子 『原民喜』(岩波新書)

「『夏の花』で知られる作家・詩人,原民喜(1905―51)。死の想念にとらわれた幼少年期。妻の愛情に包まれて暮らした青年期。被爆を経て孤独の中で作品を紡ぎ,年少の友人・遠藤周作が「何てきれいなんだ」と表した。その死――。生き難さを抱え,傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を,梯久美子が満を持して書き下ろす,傑作評伝。」

日時2018年12月8日(土)10:00 ※日にち・場所が変更になりましたのでご注意ください。
会場多目的教室2(2号館4階)
講師国近高龍(元本校国語科教諭) ・ 原 夏絵(本校国語科教諭)
会費1,200円(昼食代・茶菓代)
申込方法12月5日(水)までに学校へご連絡ください。
Tel:045-781-2525

次回予告

1月12日(土)に俵万智『牧水の恋』(文藝春秋)を予定しています。
「没後90年を迎える歌人・若山牧水。その短歌は教科書にも取り上げられ、ひろく愛誦されている。

 白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
 けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く
 幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく

これらの名歌が生まれた背景には、小枝子という女性との痛切な恋があった。
早稲田大学の学生だった牧水が若き日をささげた恋人には、秘密があった。彼女は実はすでに人妻で、郷里に二人の子どもまでいたのである。
恋の絶頂から疑惑、別れまでの秀歌を、高校時代から牧水の短歌に共感し、影響を受けてきた人気歌人が味わいつくす、スリリングな評伝文学。」