第534回読書会のお知らせ

多和田葉子 『地球にちりばめられて』 (講談社)

「留学中に故郷の島国が消滅してしまった女性Hirukoは、ヨーロッパ大陸で生き抜くため、独自の言語〈パンスカ〉をつくり出した。Hirukoはテレビ番組に出演したことがきっかけで、言語学を研究する青年クヌートと出会う。彼女はクヌートと共に、この世界のどこかにいるはずの、自分と同じ母語を話す者を捜す旅に出る――。

誰もが移民になりえる時代に、言語を手がかりに人と出会い、言葉のきらめきを発見していく彼女たちの越境譚。」

日時2018年10月6日(土)10:00~
会場面談室C(本館2階)
講師国近高龍(元本校国語科教諭) ・ 原 夏絵(本校国語科教諭)
会費200円(茶菓代)
申込方法参加ご希望の方は、10月3日 (水)までに学校へお電話ください。(045-781-2525)

次回予告

次回は、11月24日(土)に藤岡陽子『手のひらの音符』(新潮文庫)を予定しています。
「デザイナーの水樹は、自社が服飾業から撤退することを知らされる。45歳独身、何より愛してきた仕事なのに……。途方に暮れる水樹のもとに中高の同級生・憲吾から、恩師の入院を知らせる電話が。お見舞いへと帰省する最中、懐かしい記憶が甦る。幼馴染の三兄弟、とりわけ、思い合っていた信也のこと。〈あの頃〉が、水樹に新たな力を与えてくれる――。人生に迷うすべての人に贈る物語!」