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校長のつぶやき(7)~Chromebook導入 より充実したICT環境~

校長のつぶやき(7)
2018年7月1日



2015年3月。校舎内のWi-Fi環境、特別教室を含む90%の教室に電子黒板型プロジェクター(Epson)を設置。先生方全員が授業での活用としてタブレットを渡され、詰め込み研修。15年4月、ICT環境でスタートしました。この3年間で何度もICT関連の研修を実施しました。(校舎が静まりかえった夜、先生方が教科を越えて自主的に研修を開催することも…熱意に感謝)

手前味噌ですが、2015年の横浜ではその計画性と堅実さでは先駆的な方だったかもしれません。つまり、そもそもの目標は生徒全員の端末所持です。今年6月からの2年生~4年生(高1)の所持を目指し、3年をかけて活用の方法、約束事などを検討してきました。教員全体でのスキルのアップも…。導入に合わせて、授業と自学の両方に使えるユニークなe-learning 教材「すらら」も採択しました。(5年生以上は「スタディサプリ」を既に活用なので)

なぜ、4年生まで? 4年生以下は2020年からの大学入試改革の対象です。「JAPAN e-Portfolio」(大学出願のための生徒のポータルサイト)も始まります。これに早期に準備対応することが主な目的です。また、今後増えるだろうCBT(テスト形式)への備えでもあります。教授法をCLILに変えた4年生以下の「英語」では、個別学習(教科書付随のe-learning)での簡便さの向上を図るものでもあります。中2、3年生は、2015年からの教科横断型「地球市民講座」で大いに活用されます。どうして中1はないの? 現在は様子見なのです。中学校での生活は小学校とは大きく違うので、第一は慣れることと落ち着きの確保です。

中学3年生の授業です。個人端末のChromebookと、e-learning 教材「すらら」を利用したパイロット的授業が始動しました。ある教科ではレベルは個別で、独自の課題の受け渡しと提出が早くも始まっています。紙が不要になる? 間もなくホームルームや生徒の諸活動での活用も活発になるはずです。学校も社会と連動して動かなければ…。子どもたちのリテラシー習得は「いびつ」に早いものです。六浦は思います。リテラシー習得が重要なのではない。むしろ、危険を教えること、人権意識をしっかりと持たせること、確かなモラル意識を育てることが大きな課題で、この点に教育の重要さがある。

導入のねらいは新しい指導要領にも関連するものです。激動する社会と教育。新しい学力観での改定です。……長くなるので、これについては、別につぶやくことにさせていただきたいと思います。