六浦の学び

学びの特色

キリスト教に基づく人間教育

キリスト教の教えによって人格を磨き、キリストの愛の精神をもって他者のために奉仕する。
本校はそのような人材を育成すべく教育を行っています。

「授業づくり」のポイント

新しいことを知ると、「そうか!」とわかったり、「これはなぜだろう?」と考えます。
やってみると「なるほど!」とわかったり、「おや?」とさらに考えます。
体験することで疑問は解け、理解が深まります。体験と思考と知識が行ったり来たり。その中で学びが豊かになるのです。

  • 思考の際に知識があれば問題解決ができる

    「考えたい」と「知りたい」の交差点。得られた知識の中から「なぜだろう?」と興味・関心を持つことで、物事を深く考え、積極的に疑問解決に取り組めます。

  • 机上の授業ではわからない新しい発見がある

    「考えたい」と「やってみたい」の交差点。考えたことを実際に体験することで、「おや?」と、新たな発見が生まれます。

  • 五感や身体全体で実感が得られる

思考の際に知識があれば問題解決ができる 机上の授業ではわからない新しい発見がある 五感や身体全体で実感が得られる

学力テスト

各学年、学期ごとに学力テストを行い、1年間の教育がきちんと身に付いたか確認・復習をします。

各教科の特色

国語

思考力、想像力及び言語感覚を養いながら、自分の思いを適切に表現する力を身に付けます。 友達の発言や作品に耳を傾けて、聴き合い、読み合う中で、お互いの力を認め合い、伝え合う力を高めることを重視しています。また、音読・漢字・日記の基礎的な学習を大切にし、家庭学習の中でも反復練習を行い、習慣化を図ります。

国語の授業の様子

自分が感じた事を言語化、文章化し、分かち合うことで「喜びを分かち合う学び」に発展します。 隔年で発行している学校文集「あさぎり」に向けて、文章力の向上はもちろん、多角的な視野を養います。 漢字検定を学校で行い、全受験者の97.4%が合格し、優秀団体賞を受賞しました。(2017年度)

算数

数理的な感覚を豊かに育てることを目指すと共に、論理的に筋道を立てて考えを推し進めることができるように指導します。仲間と共に学ぶ中で、多様な考え方を尊重し、価値を共有し合い、共に学ぶ姿勢を養い、「喜びを分かち合う学び」とします。

算数の授業の様子

手作業を取り入れた算数授業「Hands-on Math」を大切にしています。机上だけでなく五感を豊かに使い、数感覚や図形感覚を養います。
また、基礎的な計算力や知識を確かにする為に、配当時間を増やし、夏休みや冬休みの長期休みには復習を中心とした学習会も行っています。
算数・数学思考力検定を学校で行っています。(全受験者の92%が合格)

社会科・理科

本物に触れる感動を大切に 社会におけるフィールドワークや社会化見学など実物を使った授業に取り組んでいます。
また、理科では実験を重視し、単に教科書に頼った
知識の獲得にとどまらず、手作業により予想(仮説)と
実験と検証のサイクルを大切にしています。

社会科・理科の授業の様子

学校周辺の海や山なども豊かなフィールドとして活用会科・理科の授業の様子し、社会科見学等のまとめを、新聞を活用して行っています。
社会科見学がただの見学に留まらないよう、取材対象となることで、積極的な学びとなり、学びの質も高まります。さらに、掲示された新聞を閲覧しあうことにより、学びを共有し分かち合うことができます。

新聞制作

第1号の発行は1956年。学校新聞「こどもかんらん」は、関東学院六浦小学校の歴史です。編集会議から取材、制作まで、児童の手によって行われます。

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英語

さまざまな体験を通して実践的に英語を習得 1年生から6年生の全学年で週2時間の英語の授業がありネイティブ講師と英語専科の日本人教師のT.T.(チーム・ティーチング)で指導をしています。

英語の授業の様子

Mistakes are OK.「失敗を恐れず、チャレンジすること。」を目標に、表現することが好きな子ども、自分や友だちを愛する子ども、言葉でのやりとりを大切にする子どもを育て、それを英語で伝えてみようという気もちを丁寧に指導しています。英語に関する行事も多く、低学年のうちから英語との出合いのきっかけを積極的につくります。

学院内連携

六浦小学校は、六浦こども園、六浦中高、関東学院大学と隣接しています。その立地条件を生かして、学院の連携を強めています。
英語教育では、六浦中高のネイティブスピーカーの教員が、英語を授業し、中学の英語教育へつなげています。
行事では、六浦中高の鉄道研究会が夏の夕べやバザーにて大人も乗れるミニ電車を走らせ、マラソン大会では、大学の陸上部が先導を務めています。
こども園から大学までのつながりの中で、小学校だけでは体験できない授業や交わりが展開されています。

  • 鉄道研究会

    鉄道研究会

  • 教育実習

    教育実習

  • 陶芸制作

    陶芸制作

  • 体力テスト

    体力テスト

  • 大学との連携「読み聞かせ」

    読み聞かせ

  • マラソン大会

    マラソン大会

  • 関東学院クリスマスコンサート

    関東学院クリスマスコンサート

  • やきいも会

    やきいも会

  • タグラグビー

    タグラグビー

いのちの授業

本学では4年生で「いのちの授業」を行います。関東学院大学看護学部との連携授業により、専門的な教材を用いながら「いのち」の誕生について学ぶことができます。
誕生の奇跡や育児体験を通じて、自分の「いのち」がたくさんの人に大切に守られてきた「いのち」であることに気づくことができるでしょう。

自然学校

1年から6年生まで全学年が体験する宿泊行事です。自然を創造した神さまの恵みを実感し、自分の限界を知り、協力して乗り越えようとする心を育みます。


自然学校の目標(全学年共通) 

  • 1.大自然を造られた神様を賛美し、その恵みに感謝しよう。
  • 2.神様が造られたものや、神様によって生かされているものを大切にしよう。
  • 3.お互いに思いやりを持って、協力して生活しよう。

1・2年生 御殿場 YMCA東山荘 1泊2日

1日目 1年生:カヤの実ホイッスル作り(カヤの実をくりぬいてホイッスルを作ります。)
2年生:寒沢忍者修行(寒沢の源流までハイキングし、源流の天然水を飲みます。帰りは山を走って駆け下りてきます。)
2日目 富士山砂走りハイキング(富士山の御殿場口から富士山の側火山の双子山まで登り、下りは砂走りを駆け下りてきます。高い所からジャンプしたり、坂を転がり落ちたり、神様の下さった自然を体全体で感謝して楽しみます。)

3年生 伊豆 天城山荘 2泊3日

1日目 太郎杉、浄蓮の滝、わさび田の見学
自然の恵みを知り、おいしいトマトを味わう。
2日目 八丁池ハイキング
3日目 狩野川支流での水遊び

4年生 恵みシャレー軽井沢 2泊3日

1日目 鬼押出し園、白糸の滝の見学
2日目 水ノ塔山・篭ノ登山への登山
3日目 森遊び(ネイチャーゲーム)

5年生 長野県黒姫高原ラボランド黒姫 3泊4日

1日目 黒姫童話館、望湖台ハイキング
2日目 苗名滝トレイル(9kmほど歩きます)
3日目 午前:K-map(少人数グループでアドベンチャープログラムを実施)
午後:いただきマス(マス釣り、捌いて焼いていただきます)
4日目 森遊び

スキー教室 妙高高原赤倉スキー場 3泊4日

1日目 スキー練習
2日目 スキー練習
3日目 午前 スキー練習
午後 SIAジュニア国際スキー技能検定、雪遊び
4日目 スキー練習

6年生 清里 清泉寮のコテージ 3泊4日

1日目 搾乳体験・牧場見学バターづくり(自分たちが頂いた清泉寮のおいしいお食事の素になっている牧場を見学し、命を頂いている事と神様の恵みの深さを体験します。)
2日目 飯盛山への往復15kmのハイキング(清泉寮から飯盛山まで往復15kmもの道のりを徒歩で往復します。到着した後には清泉寮のソフトクリームを足湯に浸かりながら味わいます。)
3日目 飯盒炊爨(自分たちの昼食のカレーをグループごとに焚火を起こし飯盒で作ります。)
ポール・ラッシュについての学び(清泉寮を建てたポール・ラッシュさんについて学び、その生き方から信仰の大切さを学びます。)
4日目 清泉寮自由散策(やまねミュージアム見学 清泉寮ギフトショップでのショッピング ポールラッシュセンター見学)

国際理解

タイ訪問団

タイ訪問団

日本バプテスト海外伝道協会の大里英二宣教師夫妻が、タイの山岳民族「カレン族」の宣教に関わった当時から、本校とタイの交流が開始。夏休みに児童が保護者、本校教職員と共に、カレン族の村を訪れ、村の学校の寮で寝食を共にするプログラム「タイ訪問団」があります(希望者)。2006年にはカレン族の村に「関東学院サ―ビスラーニングセンター」を設立。経済的に貧しいにも関わらず、与える喜びにあふれ、笑顔を絶やさないカレン族との交わりの中で、自分を見つめ直し、聖書のみ言葉を深く考え、受け止め、「人になれ 奉仕せよ」の意味を捉え直します。

言葉の壁を乗り越えて、通じ合えることの素晴らしさ。
カレン族との出会いや多くの体験が子どもたちの心を大きく育みます。

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